2009年4月20日月曜日

日本からこんにちは

日本からこんにちは。



現在、宮城県の妻の実家へきています。



日本にいても、自分がそこにいるという実感が全然持てずなんだかふわふわしています。





それはさておき、こちらは桜がそれなりに残っていて、日本の春は本当にいいなあと感じました。



先日は学校の方へちょっと顔を出してみましたが、一年もたってないのにもう自分がいた場所ではないような、不思議な感じがしました。

でも、懐かしい方々にたくさん会うことができ、うれしくもありました。



今朝は妻と一緒に犬の散歩。



土手を歩くとタンポポの道ができていて感動した。


あと、

こっちのごはん(米)がめちゃくちゃうまい。

郵便や宅配を送るときに検査されない。

接客に笑顔がある。

街にゴミが落ちていない。

こんなちょっとした幸せを、とても尊いものだと感じることができるようになったこと。



中国に行ってたからこそなんだろうなあと振り返りました。

最初で最後の・・・

先日、ついに、授業をしました。

教えたのは2年3組。昨年ずっと国語の授業を受けさせてもらっていたクラスで、子どもたちも慕ってくれているので自分にとって思い入れのつよいところ。

そこに無理を言って授業をさせてもらったのでした。

内容は貼り絵と絵画のミックスしたような作品作り。

貼り絵と言っても簡単なもので、お花紙や折り紙などを切ったり折ったりちぎったり、丸めたりと、いろいろな使い方をして画用紙に貼り付け、

クレヨンなどで絵を足すだけ。

正直言って2年生にはちょっと難しい内容だったんだけど、あのクラスでどうしてもやりたかったもので・・・・どんまい。


というのも、実はいろいろ訳あって


中国での活動を終了して日本に一時帰国することになったからなのです。


美術の先生に帰国を伝えると

「ええっ!まだあなたの授業を一度も見てないのに・・・・残念だわ」
とすごく悔しがってくれた。
なので、時間がなかったけど急きょ手配して急きょ用意。

正直言ってもう時間ないからもういいやっていう気持も半分くらいあったんだけど、

最後だからこそ無理いってもやるべきだろうと思ったわけです。

で、やってみた結果。


まあ、上々です。
子どもたちも食いついてきたし、一番心配だった言葉の問題も特になく、

導入から説明、制作、感想まで一応想定した流れ通りにできました。
もちろん、初めてなので美術の先生にも一緒にいてもらいましたが、指導は全部一人で。
ちなみに、下の写真は授業の合間に行う「目の体操」の様子です。


というわけで、学校へ行く最終日に、中国での最初で最後の授業を行ったわけです。

もっと授業やりたかったなあ
・・・でも、楽しかったなあ。最後に美術教師になれてよかった!!