2008年12月31日水曜日

中国の年越し

中国の大晦日は日本のそれとはちょっと違う。

一応元旦は祝日ではあるのですが、中国は旧正月を祝う習慣なので、今年の場合は1月26日が春節、つまり旧暦によるお正月ってわけです。

今日の午前の授業が終わる少し前、学校で放送が入りました。
「今日の午後から新年3日までは、授業はありません。そして4日の日曜に振り替えの授業をします。」だって。

一応この情報は二日前からたまたま知っていたけど、すでに決まっていたならなぜ今日言う?

日本だったらえらいことになりますが、ここは何せ中国。

そんなことで驚く人も、早く言えよーなんて人もいませんから大丈夫。

でも大丈夫ではないのが今夜のお食事会(いや、忘年会というべきか)
昨日知りました、そんなのがあるなんて。

すでに銀川にいる日本の友人たちと年越しパーティーと新年のお祝いを しようということになっている。
移動に時間がかかるから、参加してからじゃ間に合わん。


どうする?


もういいよね、いかなくても。


よし、いかない。先約優先。


ちなみに、午後は3年生の教室でなんかゲームとかなんとか学校の掲示板に書いてあったから子供たちがなんかやってくれるのかと思いきや、

机に将棋やトランプなどが置いてあり

単に先生たちが遊んでいるだけでした。



そういうことだったのね。

それと、 この一週間、先生たちはこんなにがんばって何かをするということはないだろうというくらいにそれぞれの出し物の練習に精を出していました。

なんせ今夜の発表にはかれらの面子がかかってますから、必死ですよ。

彼らは遊びに関してはかなり手早く綿密に、事前に準備をし、計画的に行動することができます。


いやあ、人間やるときはやるんだなあ。

意外とやるな、中国人よ。


爪を隠し過ぎ。

2008年12月20日土曜日

浮かれポンチ in北京

一週間ほど北京に行ってきました。中国の青年海外協力隊員が一堂に会して、ボランティア総会というのを開くためで、あわせて健康診断とか交流会とかいろいろ予定が詰まっています。


とはいえ、こちとら久しぶりの都会。相当浮かれています。もう完全に浮かれポンチですから。

北京入りして最初にすることは当然・・・・

日本食!!そして生ビール(スーパードライ)!!!

5か月ぶりに会った仲間たちとみんなで盛り上がりました。


その後、4日間毎晩2時頃まで飲み歩き、睡眠不足が続きましたが、
でもそんなの関係ねえ!(←すでに古い)
という勢いで空いた時間を縫うように遊び、ストレスを発散させてやりました。
髪の毛生えろといわんばかりに。
王府井という街では日本の書籍や漫画がたくさん売っている本屋を発見。ついついワンピース51巻52巻を買ってしまった。
あとは、この街にあるゲテモノ料理屋でちょいとお食事。
ここではトカゲとかヒトデとかセミ(幼虫)とかイモムシとかムカデとかタツノオトシゴとかを売っていたんだけど、さすがに食べる気はせず、サソリを食べた。
川海老の揚げ物みたいでおいしかった。

それと実は15日が誕生日だったんだけど、同期の仲間がサプライズパーティーをしてくれて、すごく感動してしまった。ありがたいもんです、仲間ってのは。
しかし、そんな輝かしい日々は5日目に終わりを告げることに。
金欠。まずい。(汗)
お金がなあい(涙)
それもそのはず、毎日一週間分以上の食費を使って、なおかつ買い物してるんだから。
しかも、もう一つの口座にはたくさん入っているにもかかわらず、持ってきた銀行のカードではそのお金が下ろせず、浮かれポンチはあっという間に節約生活を強いられることに。最悪クレジットカードでキャッシングすればいいんだけど。
17日には久しぶりにOさん親子や北京の友人に会うことになり、楽しみにしていたのはいいんですが、食事後に調子に乗ってコーヒーを飲みに行ったら11時前にも関わらず終電がなくなりタクシーで帰るはめに。しかも長距離。
ますますまずい。 汗/(・_・‘)\
そんなこんなで残りのお金を計算しつつ、細々と最後の2日間を過ごし、
なんとか帰ってきました。

ここで一句。

「いつまでも あるとおもうな あそぶ金」  浮かれポンチ 反省の句

まるで小〇哲哉さんのような栄枯盛衰を見事に演じた一週間でありました。

今なら分かる、彼の気持ち。なくなるまでは以外と気づかないんだなあ。

というわけで今回の反省を生かして、次回は・・・

もっとお金を持っていこうと思います。(笑)

え、まず無駄使いをやめろって?

・・・・ムリ

一週間ほど北京に行ってきました。


遊びではなく、JICAのボランティア総会というのが年2回開かれるためで、

2008年12月11日木曜日

たまご

OISCAアラシャンセンターに久々お邪魔してきました。


噂に聞いてたあれを見に。


その大きさ、つや、そして何よりその色にびっくり。



え、なんのこと?




もちろん、卵です。






エミューの。恐竜じゃないよ。



この色。気持ち悪い・・・・・



エミューはオーストラリアの国鳥に指定されている鳥で、ダチョウのように飛ばない鳥です。

冬場に産卵し、孵化までの期間はおよそ30日。
高温低温ともに強く、-40度でも生きられるらしい。


そんな訳で、過酷な気候のここアラシャンでも繁殖させられるんじゃないかと、購入したようです。



上の写真は卵の孵化器。


温度や湿度を調節できるすぐれもの。






残念ながら購入した40個のうち8個ほどが割れたりひびが入ったりしてしまったようで、もうダメだそうです。

せっかくなので卵を料理して食べたけど、聞いていたとおり、お世辞にもおいしいとは言えない味で、やっぱり肉用のトリだなという感じ。

肉は美味しいらしいので、そのうち食べようと思う。

成功するといいなあ。

2008年12月6日土曜日

中国語訳

どうも、隣人が痰を吐く音が、こちらまで年中響き渡ってくるさわやかな朝です。

不愉快なので、クラシック音楽をガンガンかけてやってます。

さっき、日本だったら大きな声では言えない方法で中国のサイトからミスチルの曲をダウンロードしようとしたんですが、



Mr.children






中国語では 孩子先生


孩子=子ども   先生=さん・氏   




そのままじゃん。 そのままなのに、この不自然さ。

そうとうウケた。ナイス中国訳♪

引っ越し

タイトル見て、「ついにあいつ引っ越しをしたのか」と思ったみなさん今晩は。

どうも、皆様の期待を裏切り、ある意味皆さまの期待に応える私です。

我が家の隣に住んでいたサモハン達が引っ越して早2か月。毎日割と静かでよかった孤独な生活も今日で終わりを告げました。


引っ越しです。


いいえ、私じゃありません。ついに隣に引っ越してきたのです。夫婦で。


サモハンがいたときは5人が暮らしていたので話し声やら振動やら非常にうるさかった。一人用の部屋に5人なんてありえないってその時は思ったものです。

でも、映画でも何でも、続編があるときは敵は前回よりも手ごわくなっているのが世の常。 ですから当然自分の隣のお方も強敵です。

彼ら夫婦はまあいいとして、問題は同居している息子(娘?)です。

小柄で、毛むくじゃらで、やたら騒がしい憎いあいつ。



そいつの俗称は「犬」。


大嫌いな生き物。



人生の中で二度も自分を襲った生き物。



どんなに小さくても吠えられるとビクっとしてしまうトラウマは消し去れない。



この部屋は隣とベニヤ板2枚くらいで仕切られているだけの考えられないような粗末な作りで反対側は階段ですから誰かが上り下りすると靴音がものすごく響きます。



そこに、よりによって 犬 。


なんで 犬 ?


そんなのありですか?


僕は呪われているんですか?


それとも芸人として喜ぶべきことですか?


あのお犬様はどうして無駄吠えするんですか?


ただでさえストレス(?)ハゲができてるのに、この上さらにベニヤ板の向こうにお犬様が住まわれるなんて。

これは犬嫌いの私に与えられた試練ですか? 結構ですから そんな試練




・・・こうしている間も、夜中にも関わらずお犬様は時折ベニヤの壁の向こうで何かひっかいたり吠えたりいるし、住人はなにかを引きずって部屋の外に出しています・・・



ああもう、いっそ穴があいてしまえ! この胃よ。

2008年12月3日水曜日

雪ふった。

朝窓の外を見るとまた真っ白になっていた。

昨夜はそんな気配が全くなくて、昼間も暖かかったのに。
積雪量は5㎝ほど。

通りにはさすがにタクシーが少なく、いつもならすぐに捕まるところが5分以上かかった。

そしてやっと乗ったと思ったら、速度は15キロ。
なぜなら、こちらの車はスタッドレスタイヤなんてないから。

チェーンを巻いている車すら見たことがない。

だから、いつもは100キロくらい出している車もこの日ばかりはのろのろ運転。

万が一衝突事故なんて起こそうものなら一生ものの借金を背負うことになる。


学校では、この寒いのに、相変わらず休み時間の体操を(雪の中)行っている。

子どもたちは雪には興味がないらしく、日本の子のように雪に喜ぶこともなければ雪で遊ぶこともない。いつもどおりの遊びをしている。


日本では雪はシャベルなどでかくものだと思っていたが、こちらではホウキで掃く。

また、それができるほど雪の目が細かく、さらさらだ。


雪だるまも若干日本と違う。ちなみに、雪人といいます。

こんな日も面白くていいのだが、この寒さは只者ではない。



現在夜7時。すでに、外気温は -16度 。



外にいたらもう耳が痛くて、落っこちそうだった。


明日の朝は一体何度になっているのだろうか。ああ、おそろしい。

2008年12月2日火曜日

ガンプラ

近くのおもちゃ屋さんでガンプラを買った。

理由は、さびしかったから。

おっと、ガンプラって言っても、がんもどきの天ぷらではありませんよ。
年配の方。

ガンダムのプラモデルです。

といっても、どこにもガンダム(中国語では「高达」という)の文字はなく、
あるのは機動戦士ならぬ雷達戦士という文字。


早い話がパクリ商品です。

モビルスーツの名前は「扎古幽霊」(日本語に置き換えると「ザクゴースト」になる)
1/144スケールで接着剤不要。
お値段は9元(140円くらい)

さて久しぶりの(偽)ガンプラ作りです。
ニッパーがないので、とりあえず紙やすり、説明書、パーツ、そしてタオルを用意して作業開始。

まずは腕。やすりでバリをとりつつ、非常にはめにくいパーツを壊さないように気をつけながら作っていく。


次は足。
そして頭。

四肢ができたらボディやその他のパーツを作る。何せ部品が少ないもんで、丁寧に作ってもすぐに進んでしまう。

最後にそれぞれを組み合わせたら完成。
所要時間40分。

作りがしょぼいので達成感は全くなかったけど、今後自分の身の回りにいる仲間が一体生まれたので我慢しよう。


え、タオルを何に使うかって?


もちろん、あふれた涙をふくんですよ。ううぅ。