2009年1月10日土曜日

再入国ビザ危機一髪

再入国ビザを取得するため、フフホトへ行こうとしたワタクシは、とりあえずそこの外事弁の担当者に電話して明日行きますと伝えた。

そしたら、前回となんか話が違う。(汗)

また、アラシャン盟の外事弁からの承認が必要だとか他の書類が必要だとか言い出した。
彼女の言ってることが難しくって話がよく聞き取れないので、楊先生(カウンターパートのような人)に代わってもらう。
何やら、またややこしいことになっているらしい。

本人の証明書が必要だと。 向こうでは犯罪行為をしません、とか帰国の日時を守りますとか、なんかあっても全部自分の責任ですとか、そんなことを約束する書類を書かされる。

その後、とりあえず(例の)アラシャン盟の外事弁は役に立たないので、代わりに教育局で承認をもらう。

そしたら次は科学技術局の承認書類が要ると。
これはまあ学校の隣にあるからいいけど、 問題はさらにフフホトの科学技術庁の承認書類がいるってこと。

しかも、外国人である自分が一人で行ってもだめだってことで、だれか中国人が行かないといけないらしい。

さて、困った。 楊先生もさすがに、「どうする?無理だ。あきらめて代わりにチベットにでも行けよ、ダライラマに会ってこい。」と言い出す始末。そりゃあそうだ。

なんせここからフフホトまでは750kmほどある。バスで3時間、さらに電車で8時間の道のり。 たかが自分の旅行のために。

例えるなら、神戸の学校の先生に「すみませんが、ちょいと3日ほどかけて東京に行ってきてもらえませんか?鈍行で。」っていうようなもんだ。

いくらずうずうしくても、それは頼めません。

そして この間ずっと、JICAのスタッフにもいろいろと動いてもらい、調べたり連絡取ってもらったり、なんとかならないかと頼み込んでもらったりもしていた。

が、さすがにJICAも「学校の先生に、この忙しい時期に個人の旅行のためにそこまで要求できないし、今後の活動にも影響するから・・・・ちょっと。」と言葉を濁す。

いい加減、心苦しさと煩わしさにうんざりし、妻とも、「こんなにいろんな人に迷惑かけるくらいなら、もう、行くのやめようか」と話していた。


すると次の日・・・・



疲れたので、結末は次回。


え?誰だ。 話が長いとか言うな

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