ビザを取るため、フフホトに向かうことになったワタクシ。
まずはバスに3時間ほどのって150kmほど離れた乌海(ウーハイ)へ。 が、電車がない。 仕方ないのでネットカフェに入り、9時間過ごす。
電車に乗り、寝台で休む。 日本のそれよりもだいぶ狭いように感じるが、ベッドがあるだけずっとマシ。
夜中、隣のベットのおばちゃんが突然寝言を言って叫びだす。雄叫びに近かった。
ばっちり目が覚めてしまった。ちくしょう・・・
翌朝、フフホトに着くと、凍える。凍てつく。 「凍てつく」なんて言葉、ドラクエ以外で耳にしたことはないが、まさに凍てつくって感じ。どのくらい寒いかって言うと、川の上にスケート屋さんがお店を開けるくらい。
あとで分かったが、あの朝の気温は-20度だった。
とりあえず、役所が開くのを待って科技庁に出かける。
そして、担当者の「早ければ午後にはビザがもらえる。遅ければ、明日かなあ」という言葉を信じ、翌日午後の帰りの切符を買う。
その後余りある時間を費やすために街をぶらぶら。24時間マックを発見!!
どうやら最近できたらしい。ウキウキして店に入ると、店員が一言。
「まだ開いてないよ」
そして、鍵をかけられる。
・・・・どういうこと ですか?
買い物。
フフホトは安い!!そして北京と同じくらい品物が豊富。素晴らしい。海外ブランドはさすがに若干高いけど、国産品は激安です。
ここぞとばかりに一日中買い物をして、かなり使ってしまった。 でも、ずっと欲しかったものばかりだから悔いはありません。
宿。
その日泊まった宿はすごく安かった(一部屋50元)けど、その分ひどかった。寒いし、汚いし。まさに安かろう悪かろう。
外は冷凍庫、部屋の中は冷蔵庫。結局、布団と毛布を二枚ずつ使って寒さに震えながら浅い眠りで夜を過ごす羽目に。
3日目。
電話が来ないのでこちらからかけると、外事弁の局長が会議で時間が空いてないから明日(つまり4日目)の午後以降に電話くれと言われたらしい。
電車のチケット・・・・・キャンセル決定(涙)
長蛇の列に並び、ようやく自分の番。が、発車間近だったためキャンセルできず。100元も無駄にした。
このお金があれば、もっといいホテルに泊まれたのに・・・・
食事。
その夜、通りがかりに見つけたおしゃれな感じのBarに行く。入ってみると一階はBarだが、二階がバイキングのブッフェになっていて、そこに案内される。
一人だと告げると、「え、一人で来たの?あんた」みたいな顔をされる。知らん顔をしていると店の奥の方の、団体様の隣にある余ったテーブルをおもむろに用意されてここへ座れという。
超目立つ場所。しかも一人。さすがに無理ですよ、それは。
「いや、もういいや」と言って店を去ろうとすると後ろからさっきの店員たちの大笑いが聞こえてくる。
また客を馬鹿にしてる。でもそこはぐっとこらえて、じっと睨みつける。店員と目が合うと気まずそうにしていた。勝った。
ステーキハウス発見。入る。一人でも気にしない。なかなかおしゃれ。メニューに値段が書いてないので、若干あせった。尋ねるとコースで68元だという。まあまあだろう。
注文してしばらくすると来た。前菜とスープとパンが同時に。 どうやら定食をコース料理と聞き間違えたらしい。 しかもどう見ても、サーモンがまだ凍ってる。 溶けるまで待って、サーモンのカルパッチョを食べる。 鼻につんとくるこの懐かしい刺激。
・・・・・あ、あのぅ、・・・これ、ワサビだよね。
なぜカルパッチョがワサビ味 刺身?
肉が来た。食べた。普通にうまいので、なぜか、少しがっかりしてしまった。 ネタにならんじゃないか・・・
一通り食べ終わり、佐野洋子さんの「がんばりません」を読みながら30分ほど待つが、デザートが来ない。
店員に聞くともう全部出したという。そんなバカな。
で、確認するとやっぱり向こうが忘れたらしく、すぐに持ってきた。ヨーグルトプリン。 スプーンを入れるとなぜかシャリッという音。
? まさか ・・・・また凍ってる? ていうかこれ、ただのヨーグルトシャーベット。プリンじゃないよ・・・
ちなみに、そこで飲んだビール、300mlで18元でした。普段のは600mlで2.5元なので14倍のお値段。名前はプラチナ青島ビール。
4日目、連絡が来ないので先にホテルを延泊する。その15分後、電話がきて手続きが終わったといわれる。・・・・・また一泊分の100元無駄にした。
ラーメン屋に入る。ジャージャー麺を注文する。同じテーブルのおばちゃんが半分以上食べてから店員に文句をつけ出す。「これ注文したのと違うよね。差額の1元返してよ!」どうやら店員は俺が注文したのをそのおばちゃんに出してしまったらしい。
すると店員、そのおばちゃんが注文したのを代わりに俺に食べろと言いたいらしく、やっぱりジャージャー麺を食べるのかと聞いてくる。
「当たり前だろ。ていうか、おばちゃん、食べる前に聞きなよ、あんた!」
その五分後、店員がまた聞いてくる。
「ホントにジャージャー麺食べるの?」
もう、意味が分かりません。
その後、街をうろうろしていると、とある店を発見。麻辣汤(マーラータン)という激辛鍋の店。
これ・・・・・どう見ても、あれですよね(汗)。カーネルさん。
5日目。
朝のバスに乗り、今度は9時間半かけて帰宅。疲れた。
そして、替えの靴下とシャツしか持っていかなかったので、パンツは結局5日間穿き続けでした。
裏返すべきだった??
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