2009年1月15日木曜日

再入国ビザへの道(完結編)

CPから、もういっそチベットへ行けと言われ、もう諦めようかと思っていた次の日、なんと科技局の人がフフホトまで書類持って行ってくれることに。

なんていい人たちなんだ、中国人。ありがとう。 そして、ほんと申し訳ない。

さらにその後、JICAのスタッフが、またいろんなとこにお願いしたり協力してもらったりしたおかげで、事態は一気に解決に向かう。

 フフホトにある科技庁の偉い人に、外事弁に行って手続きをしてもらえることになったのです。そのため、科技局の人に行ってもらうより自分が行った方が時間的にも作業的にも安心だし、かつ申し訳ない気持ちにならずに済むので、一人で書類を持って行くことに。

さて、前期の最後の日、職員会議が終わると同時に、バスで3時間かけ駅のある街へ。
そこからなんと9時間待ちで電車に乗り、8時間半かけてたどり着いたフフホトでは、

いろいろあって3日待たされた結果、


ようやく再入国ビザを取得することができました。


うぉ~~~~~い!! ビザ、とったど~~~~~ !!!

まあその「いろいろ」の部分は面白いことやら何やらあったんだけど、それはまた今度ということで。

結局、かかった日数5日間。うち、移動がまる2日。

あ~、長い道のりだった・・・・・・


分かったこと。

1 日本の仕事、物事は「システム」で作られているが、中国は「人」で作られている。つまり、すべて相手次第ということ。だから関係が何より大事。システムがないという問題はさておき、人脈の大切さが身にしみた。

2 内モンゴルの隊員は任国外旅行に行ってはいけないということ。 そして、たかがシール一枚のために、今回お世話になった(迷惑かけた)方々、それからこんなに長い文章を読んでくれた人、本当にありがとうございました。そしてごめんなさい。もう二度と任国外旅行に行くなんて言いません。

お土産、買ってきます。

そして、コネを作ろうと思います。

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