前回の日記にも載せたけど、この間から数日間タクシーがストライキに入っていて、街から車が消えました。
この街を走る車の半数以上がタクシーだし、移動手段はほとんどタクシーだけなので、困ります。
さて、このストライキ、なぜだと思いますか?
実は中国では3月1日から道路交通法?の規則改定があり、シートベルトの着用が義務付けられました。
そして、走行スピードが40キロと制限されたらしいのです。
これまでは人が歩いてたってそんなの関係ねえとばかりに、びゅんびゅん飛ばし、町中で80キロくらいは平気で出してたもんです。
車に乗った時にシートベルトを締めようものなら「そんなのしなくていい!」と余計なお世話なことを言われるし。
それが規制された。
これまでそういう規則がなかったのも信じられないけど、もっと信じられないのはアラシャンの人たちです。
その規則が施行された日にさっそくタクシーが200台ほど捕まったらしく、しかもスピードが遅いと商売にならんって感じでプンプン。
それに抗議してストライキしたらしい・・・
聞いたとき、生まれて初めて「ぎゃふん」と言ってしまいそうになりました。
中国人はシートベルト締めるのなんておかしなことって感じてる節があるし、おまけにめちゃくちゃスピードを出すので、いったん事故を起こすと、きっと死亡率が高いんだろうなあ。
いやあ、日本では絶対にありえないストライキでした。
そんな中国が少し好き。
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