アラシャンに来てから10日あまり。 生活を整える以外にすることもなく、仕事も友達もなく、 町から出ることもできない私は心が日々やつれ、死人同然でした。
しかーし!ついにこの日が訪れた
OISCA INTERNATIONAL というNGOの、アラシャンセンターにつとめている富樫さんという方が、前任者からここに干物がいるという連絡を受け、遊びにおいでと誘ってくれたのだ
もう一も二もなくぜひ行きたいと返答。
そこは植林活動などを中心に行っている組織なのだが、少ない資金をたよりに様々な工夫を行い、砂漠化をなんとか食い止めようと努力しているのです。また、少しでも活動資金を集めようと収入源になりそうな活動もいろいろと試みています。(写真はエミューという鳥で、ダチョウの次に大きな飛べない鳥)。これを飼育して、(過放牧が砂漠化の原因になっているため)羊を飼えなくなったアラシャンの代替産業にしていきたいと考えているそうです。すごいです。
詳しくはOISCAのHPをごらんあれ。
センターについてからそこの活動や施設などを説明してもらい、午後には砂漠を見に連れて行ってもらうことに。
人生で初めてみる砂漠は本当に雄大で、地平線のずっと彼方まで砂砂砂・・・
だいたい砂漠を抜けるまで300キロぐらいだそうで、面積は2万平方キロとか。九州より少し小さいくらいかな? 今年は干ばつがひどいらしく、植物もあまり育たないばかりか、砂漠の昆虫(フンコロガシくん)もいたるところでご臨終。
ウサギの骨とかも落ちてました。 また、乾燥地帯なので、腐りにくく、大昔の植物の茎や根が化石化して、そこらに散乱している。記念にたくさん持って帰ってきた。
砂漠の名前は腾格里沙漠(トングリ砂漠)。モンゴル語で 天空を意味するらしい。 天という言葉は ここからきているとのこと。すごい。
夜8時頃、センターからアラシャンの夕日をみた。雲が多かったため、あまりよくないが、それでも結構きれいな夕日が見られた。
その夜は、スタッフのモンゴル族の方に馬頭琴や笛などを演奏してもらい、やっぱり自分も習おうと決意。 そして、夜中に屋上に上がり、ハンモックに揺られながら夜空を見上げ、そうとうたくさんの星をみることができました。
翌日 朝からモンゴル族の酪農家?の家を訪問、馬とラクダの乳とヨーグルトを試食。乳のほうはなかなかおいしく、牛乳と一緒な感じ。
でも、酸奶(ヨーグルト)はというと、もうこれが酸っぱいのなんの。 頭までしびれた。
とくに馬のほうは発酵が進みすぎているのだろう、ワインみたいな味だった。もう飲みたくない・・・
アルコール化してるのかも
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