12月31日。
予定通り忘年会をばっくれ・・・あ、失礼、遠慮させていただき、浮かれ気分で日本人仲間の待つ銀川(ぎんせん)、Tさん宅へ。
留学生2人と江西省と銀川の協力隊員、そして自分の6人にて、日本人の大みそかを過ごす。
夜食にはTさんが作ってくれた年越し蕎麦を食す。
そばが日本のものじゃなかったのが残念だけど、でも気分は年越し。おいしくいただきました。そして日本のお菓子やおつまみ、ケーキ(中国の)などを持ち寄り、盛大に年越しパーティー。
その晩はなぜかものすごく眠くって、我慢できず1時には解散。先輩隊員宅に移動して宿泊。
1月1日
元日の昼前再びTさん宅へ行く。
持ってきたお餅とゆずを使って皆様に榎本家風のお雑煮をふるまう。
味の方は、まあまあ75点くらいでしょうか。三つ葉がほしかったけど、ないので我慢。
中国で日本風正月を過ごせただけでも素晴らしいことです。
あ、ちなみに中国の新年は爆竹や花火をちょっと鳴らすくらいで特に何もお祝いをしません。むしろ春節に向けて大掃除をします。
と、ここでえらいことが。なんと泊めていただいている隊員があと5日で帰国するため、大学の日本語課の学生たちにカレーを作ってあげるよと約束してしまったらしい。
ちなみに、彼は何一つ料理ができません。二年間で一度も料理をしなかった男。
そして、お客さんの人数は35人。
まじか!?
料理を作れない人はその人数の重みを全く分かっていません。ガスコンロや鍋の数を考えたら時間が相当かかることは確実。
でも、まさかカレーだけ出すってわけにもいかないので、いろいろ考えた結果、
カレー、肉じゃが、おしるこ で行くことに。これなら材料の種類も少なくて済むし。
そんなわけで午後は買出し。
元日午後4時からカレー作り開始。言いだしっぺ本人を除く4人で作業開始。
7時半、カレー完了。
夕飯を食べに行き、10時帰宅、だしがなかったので、手順を無視してとりあえず肉じゃがの材料だけ煮て、12時就寝。
1月2日
翌朝6時半、一晩水につけといた小豆を煮ておしるこ作り。
8時半、おしるこ完成、いったん冷まして味をしみこます。
部屋の掃除と部屋のセッティング。
午前10時、Tさんら女性陣がダシなどをもって到着。
肉じゃがづくり再開。
11時半すべて終了。
時間通り。間に合った。
日本人チームの協力により、無事準備されたこの会でしたが、人のよい彼のためにみんな頑張りました。これも彼の人徳です。
さて、肝心の味の評価はというと、
カレーはまあまあだったのか、ある程度食べてくれていました。
肉じゃが、それなり・・・
おしるこ、大盛況にして即完食。
中国人の好みは日本人のそれとは違うのでこの辺は仕方ない。
なにせ彼らは感情表現がものすご~いストレートで裏表がありません。
だから自分の口に合わないと思ったらたとえどんなに相手が手間暇かけて用意してくれていようとほとんど箸をつけない。超正直。だから残り物の量がそのまま好みの目安になる。
まあ仕方ないね。
その後、ピザ屋へ行き、思う存分リラックス。
そんなこんなのすさまじい正月でしたが、そうとう充実した正月でありました。
みんなも、人を招待する時は計画的にね。ああ疲れたよう・・・
2 件のコメント:
明けましておめでとう!
にぎやかな元日だったね^^
今年も元気で頑張ってね!!
>rurikoさん
ありがと~。るりちゃんも元気でね。何もないより何かあった方がずっといいんです。だからよかったよ。
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