2008年9月5日金曜日

中国の小学校(教師編その1)

内モンゴルの小学校を紹介します。

教師の出勤時刻(夏場)は朝7時半。出勤のチェックをしている先生がいて、出勤時刻だけはうるさい。

始業は8時。 授業が始まると1時間目のない先生たちがまず最初にすることは、ぞろぞろと朝ごはんを食べに外へ出かけること。

だったら朝の出勤だって適当でいいじゃないかとひそかに思っているが面倒なことになりそうなので口には出さない。

今日は出勤してから8時15分く過ぎまで、(いつの日か)日本を紹介するときに使おうと思い、ネットで日本食とか温泉とかの写真を検索してたら「日本のおいしい料理か、なるほど。でも今やるのはよくない(そういう時間じゃない)」みたいなことを言われたので、「そうか勤務時間中はしっかりやるんだな。すみません」と思ったが、2分後朝ごはんに連れて行かれた。そっか、そういう時間なんだ。

午前の授業は4時間で、1コマ40分。

休憩時間は10分だが、2時間目終わりは20分休憩。いわゆる中休みってやつ。

3時間目終わりには目の体操を行なう。(らしい)目のまわりなどをマッサージして学習の疲れをとる(らしい)。

11時半に4時間目が終わり、昼休みに入る。 先生たちはだいたいみんな帰宅し、食事する。
午後2時半に再び出勤。 3時始業。

1,2年生は6時間目が終わると帰宅。

3年生以上は8時間目まである。

が、7,8時間目はなんかいろんな活動の時間になっている(らしい)。

6時間目終わりにまた目の体操をし、7時間目終わりは中休み。

そして午後6時終業。教師は6時10分に退勤。 残業をする人はほとんどいない(らしい)。

一人当たりの1週間の授業数は教科や人によって違うが、およそ15時間。空き時間が多いので、事務作業はその間に出来る(と思う)。

会議や研究会などはほとんどない。

自分のいる部屋にはちょくちょく暇そうな先生が立ち寄りにくるが、こっちの先生に言わせると学校の先生は忙しいらしい。 実際のところはどうなのか今はまだ分からないが、きっと中国ゆえの大変さもあるのだろう。

中国では日本のように一つの職員室みたいなのはなくて、学年ごとなどに部屋が分かれているのであまり他の先生とのかかわりはない(と思う)。

一番交流できるのは朝ごはんの時間(かもしれない)。

授業の様子や子どもたちの活動の様子、学校のシステムなどはまた今度。

どうして「らしい」と「と思う」が多いのかも次回書こう(と思う)。

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